今回は、Penの最近号を紹介いたします。
最近はPenもよくアート系を特集してくれるので嬉しいですね。
今回は「写真」の特集です。
タイトルは「21世紀・写真論。」
コンテンツは以下の内容になります
メイン記事ともいえる「2001〜20年、今世紀を表現する21人の名作。」は、2001年から各年ごとに象徴的な作品を選出して紹介しています。
というラインナップです。非常に丁寧に解説されており、とても勉強になります。個人的にはニック・ブラントの作品が『Wasteland with Elephant』が非常に好みでした。コンセプトと作品のインパクトが本当に響く作品です。
その他の特集で気になったのは、報道写真とファッション写真の特集です。
現代アートの写真作品の領域は本当に広がってきていると感じていて、最近ファッション写真や報道写真は注目してチェックするようにしています。
今回紹介されていた、グッチのノアの方舟をモチーフにしたグレン・ルッチフォードの作品めちゃくちゃかっこいいです。
日本の若手作家では小林健太さんや山元彩香さん、西野壮平さんなどが紹介されています。
写真とは関係ありませんが、後ろの方にある鴻池朋子さんの特集記事も必見です。
全体的に見て非常にいい雑誌でした。
写真に詳しい方も、これから写真のアートに触れていこうと思っている方、どちらにもお勧めです。