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【コラム】「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」で注目の作家について

昨年、新型コロナウイルス感染症の影響により第3回の開催が中止となった「ARTISTS’ FAIR KYOTO」。第4回の「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」が、2021年3月6日〜7日に開催されます。

今回は、出展作家の中から私が注目している作家について何人か紹介していきます。

飯田美穂

先月まで大阪で開催していた「コレコレ展」で、私の推薦で参加して頂いた作家さんです。名画を引用した作風でコレクターに人気の作家で、私も4作品コレクションしています。私は小さな作品しかコレクションしていませんが、大きな作品がすごくいいんですよね。いつか大きな作品をコレクションしたいと思っています。


黒坂祐

黒坂さんは以前インタビューを取らせていただきました。

四谷未確認スタジオの主宰で、ここ数年非常に注目されているペインターの1人です。こちらに語りかけてくるような優しい色合いの作品は、鑑賞者の心を掴み離さない、特別な魅力を感じます。

最近は、キャンバスだけではなく、ランプやクッション、シャワーカーテンなど、様々な日用品に描く挑戦もされており、今後どのような表現をしていくのか非常に楽しみです。

関西での展示機会は少ない作家さんなので、狙っている方も多そうですね。要注目です。


岡田佑里奈

コレコレ展にも出展していただき、即完売した人気作家さんです。

表面をひび割れをさせることにより、写真に対し新たなアプローチを試みている作家さんで、単純に写真としても非常に完成度の高いのですが、そこから一歩も二歩も踏み出して、独自の表現を合わせることにより、写真というメディアを超えた作品を作られており、非常に楽しみですね。


土取

2020年に京都芸術大学を卒業した作家さんで、若手注目作家が多数所属しているWAITING ROOMに所属されています。

非常に言語化が難しいのですが、本当に素晴らしい作家さんです。

どちらかと言うと具象画なんでしょうが、かなり抽象度の高いレベルで勝負しており、抽象的なタイトルとも相まって、鑑賞者はぼんやりとしかモチーフを認識できません。上品な美しい色合いと、いい意味でのぼんやりとしたモチーフが、観るものに心地よさを与えてくれるように感じます。


長島伊織

2020年に武蔵野美術大学を卒業した作家さんです。

この方の作品を観ると、エリザベス・ペイトンが頭に浮かびます。絵の中にドラマがあるんですよね。この年齢でこれほどの世界観を確立しているのは、とてつもないセンスだと思います。

いつか長島さんの作品を家に飾ってみたいですね。


山田康平

京都芸術大学大学院在籍中の作家さんです。

まだ現役の大学院生(しかもまだ一年)ですが、非常に注目されており、すでに完売作家です。

実は昨年秋くらいに本人に直接問い合わせて作品購入を検討していたのですが(その時は選び放題でした、笑)、やはり生で見て決めたいなと思って、その時は買わなかったんです。

あれよあれよと言うまに、買えない作家になってしまいました、、笑

今回も狙っている人は多そうですね。楽しみな作家です。


小嶋

2019年に京都市立芸術大学大学院を卒業した作家さんです。

昨年の京都市新鋭選抜展で初めて拝見しましたが、その時の映像作品がとても素晴らしく、これからどういう作品を発表していくのか個人的に非常に楽しみにしています。


藤本純輝

今年、京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)を卒業した作家さんです。

昨今のアートシーンは、ハッキリとした色味で、わかりやすい作品が流行していますが、藤本さんはその流行とは全く違うところで勝負しているように感じます。余白の使い方とてもいいんですよね、ぐんぐん作品も進化していますし、何か不思議な可能性を感じる作家です。

以上、注目の作家さんを何人か紹介いたしました。

今回紹介した作家さん以外にも素晴らしい作家さんが多数出展されています。

今後要注目の若手作家の共演、楽しみですね。

〈開催日時〉2021年3月6日(土)、3月7日(日)10時 – 18時

〈会場〉京都文化博物館 別館
京都新聞ビル 地下1階

〈チケット入場料〉一般1,800円、学生1,000円、高校生以下無料(要・学生証)


※京都新聞ビル 地下1階 会場のみ入場の方は無料(チケットをお持ちの方が優先となりますがチケットなしでも入場いただけます)

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