小沢さかえ・後藤靖香・新藤杏子グループ展「星の百年」
今回もTEZUKAYA GALLERYで、後藤靖香さんの個展と同時開催されているグループ展について紹介します。
今展では、文民俗学者の野尻抱影(のじりほうえい /1885-1977)をテーマに天文学、民俗学、民話、怪異など…野尻を取り巻く様々なキーワードから着想し、制作した絵画作品を発表いたします。
TEZUKAYAMA GALLERY HP より引用
後藤靖香
後藤さんは「真珠星」でも展示されているシリーズ作品が展示されていました。他の二人がカラフルなので、後藤さんの一角はとても落ち着いた雰囲気でした。

星の百年ー山
2020
ink, mica on canvas
H1620 × W970 mm
撮影: 麥生田兵吾

星の百年ー雲
2020
ink, mica on canvas
H1620 × W970 mm
撮影: 麥生田兵吾
小沢さかえ
小沢さかえさんの作品は数年前のアートフェアで初めて拝見しました。
その時は予算の加減で購入できませんでしたが、とても素晴らしい作品で、今でも忘れられません。
絵本の世界でも活躍されていることもあり、絵から幻想的な雰囲気を感じます。
絵から1つの物語が生まれそうです。

三光鳥が鳴く
2020
acrylic, oil on canvas
H1620 × W1940 mm

我ら宇宙の塵
2019
oil on canvas
H910 × W727 mm
新藤杏子
新藤さんの小作品は拝見したことがありましたが、大きな作品は初めて拝見しました。個人的は大きい作品の方が好きですね。
絵からは、優しくて、美して、少し儚い感じが漂ってきます。
力のあるアーティストですね。

遠花火
2020
oil, acrylic on canvas
H1620 × W1303 mm

夜籠のカレーンホシ
2020
oil, acrylic on canvas
H727 × W910 mm
それぞれの作家はお知り合いのようで、「野尻抱影」というキーワードをうまく共有され、それぞれがこの展示のために思いを込めて作品を制作されているのを感じることができる、いい展示でした。
星の百年
Various Artists
2020.11.13(金) – 2020.12.12(土)-OPEN : 火 – 土 | 12:00 – 19:00
CLOSED : 日曜日、月曜日、祝日
TEZUKAYAMA GALLERY
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特別寄稿: 永井佳子(キュレーター)
協力: MORI YU GALLERY, YUKI-SIS