【アート情報】「ART OSAKA 2024」について

今年もこの季節がやってきましたね。
ART OSAKA の開催が近づいてきました。

ART OSAKA 関連の記事は、いくつかにわけて紹介したいと思います。
今回は、「ART OSAKA 2024」の紹介です。

ART OSAKAは、2002年に始まった（なんと22年前…）日本最古の現代アートのアートフェアです。2020年まではホテル型のアートフェアとして開催されていましたが、コロナ禍の2021年より平場型のアートフェアに移行し、ここ数年は中之島公会堂と北加賀屋エリア（クリエイティブセンター大阪、kagoo）の3会場で開催されています。

今回も3会場での開催に加えて、会期中は関連イベントとして、Galleries セクションの土日にアーティスト藤浩志とモスバーガーによるワークショップや、ハンブルクと大阪市との友好都市35周年を記念し、ハンブルク在住の3人のアーティストによる特別展「すべては水であらわれる」の開催など、サテライトイベントも開催されます。

また、アート大阪に合わせて、大阪のギャラリーやアートスペースでも様々なアートの展示やイベントが行われ、さながら大阪市内がアートのお祭りのような雰囲気となります。

中之島エリアと北加賀屋エリアは無料のシャトルバスが運行されており、中之島エリアから北加賀屋エリアの移動や、範囲の広い北加賀屋エリア内の移動はシャトルバス利用により、とても巡りやすいシステムとなっています。北加賀屋エリアではLUUPも配置されるようなので、電動スクーターを利用して回るのもありですね。

今年は恐ろしく暑いので、会場間の移動手段があるのは非常に助かりますが、暑さ対策はしっかりとしていった方がいいかと思います。特に北加賀屋エリアは通常使われていないスペースを利用して展示が展開されているため、冷房設備がない場所も多い傾向です。

中之島公会堂は、場所によって温度の差が激しいですが、何ヶ所かクーラーが強く出ている箇所があるので、探して涼んでみてください。両会場ともにカフェがありますので、冷たい飲み物を飲んで休みながら鑑賞するのもいいかもしれません。

北加賀屋エリアはそれほど混むことはありませんが、中之島公会堂は、VIP日の19日（金）の早めの時間や、20日（土）のオープン3、4時間は混雑が予想されるので、その時間を避けてゆっくりと楽しむのもお勧めです。

先に周辺のギャラリーをちょろっと回ってから中之島公会堂に行くパターンや、北加賀屋エリアに行ってから中之島公会堂に行くパターンもありかと思います。

私は、土日の2日にわけて楽しむ予定です。
北加賀屋エリアは、アーティストの作品を置いている倉庫（MASK）や、アーティストの共同アトリエ（SSK）も解放されているので、子供を連れて1日かけてゆっくり回る予定です。

アートフェアというと、アートを買わないといけないじゃないのかなとか、アートに詳しくないのに行っていいのかなと思ってしまう人もいるかもしれませんが、来場者は買わない人の方が圧倒的に多いですし（ガチで買う人はVIPデーにいきます）、入場料も払うので、それほど気を使わずに鑑賞できるかと思います。
特に北加賀屋エリアは、かなり挑戦的な作品が多い（物理的に買えるような作品じゃないものが多い）のでテーマパーク感覚で楽しめるかと思います。

若手からベテランまで、立体や平面作品、写真、インスタレーション、映像・・・
様々なアートを一気に鑑賞できる貴重な機会です。

まだの方はチケットを買って、じっくりと鑑賞プランを立ててみてくださいね。
当日は会場でお会いしましょう！

次回は、ART OSAKAの時期に開催されているアート関連の展示について紹介します！

次回記事はこちら↓

【アート情報】「ART OSAKA 2024」と合わせて観に行きたい大阪のアート情報