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「VIEWING」

大阪で初開催が予定されていたアートフェア「art stage OSAKA 2021」が残念ながら中止になってしまいましたが、

参加予定をしていたGALLERY TARGETMAKI galleryGALLERY COMMONの3ギャラリーが、グループ展を開催されるようです。

今までは、ギャラリー同士が共同して展示する機会は、アートフェア以外ではなかなかありませんでしたが、近年は大阪で昨年開催された DELTA など、少しずつですが増えてきている印象です。

共同で展示した場合、各ギャラリーのスペースが狭くなってしまうデメリットはありますが、一つのテーマでそれぞれのアーティストが作品を展示することで化学反応が起こる可能性もありますし、一気に沢山のアーティストの作品を見ることができるので、コレクターとしても非常に嬉しい流れですね。

もちろん、ギャラリー単独での個展だからこそアーティストの世界観を表現できる面もあると思いますので、一つの選択肢として広がっていっていけば良いなと思います。

VIEWING

会期:2021.6.24~6.27(会期中無休)
会場:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10  RAYARD MIYASHITA PARK South 3階
開館時間:11:00〜20:00

「モナリザ」複製画が高値落札

レオナルド・ダビンチの代表作「モナリザ」の複製画が、18日に行われたクリスティーズで約3億8000万円という高値で落札されました。

予想価格は4000万円ほどでしたがグングン予想を上回りました。昨今のオークション状況を見ると価格的にはそれほど驚きませんが、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」が作られてからおよそ100年後の17世紀初頭に描かれたもので、作者は明らかになっておらず、「世界中の専門家が間違いなく本物ではないとみている」と言われている作品だという点です。

1950年代の購入者の名前をとって「ヘッキングのモナリザ」ともいわれ、ある意味有名な作品ですが、皆さんはこの価格どう思いますか?

名画隠された絵画

モディリアーニが1917年に描いた肖像画 《Portrait of a Girl》をX線で見ると、その下に別の肖像画が描かれており、そのモチーフが以前の恋人ベアトリス・ヘイスティングスだと言われています。

今回、そのX線画像を元に最新のAIがモディリアーニの他の作品から色目や筆致を学習し、この絵を推定し、3Dプリンターを使って、フルカラーの絵画を復元した作品がロンドンのルベンソンギャラリーで6月25日まで展示中されているようです。

こういう技術がもっと普及してくれば、どんどん隠れた作品が出てきそうで夢がありますね。
ただ、ある程度の価値の作品の下にとんでもない価値の作品が眠っていたら、どうするんでしょうね?笑

このニュースを見ていると原田マハさんの「楽園のキャンバス」を思い出しました。
とても面白い本なので、読まれたことがない方は是非読んでみてくだい。

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青森のアートが熱い

1986年に開館した 八戸市美術館 が新たな美術館として11月3日に開館するようです。

開館記念企画は、「ギフト、ギフト、」というタイトルで、八戸市を代表する祭りである「八戸三社大祭」を出発点とし、アートを通じて「ギフト」の精神を見つめる展示とのこと。参加作家は浅田政志、江頭誠、大澤未来、大西幹夫、KOSUGE1-16、田附勝、田村友一郎、 桝本佳子、向井山朋子などのアーティストが参加されるとのこと。良いメンバーですね。

青森といえば、十和田市現代美術館も話題ですね。塩田千春《水の記憶》が常設展示、名和晃平《PixCell-Deer#52》が期間限定で展示されています。《PixCell-Deer#52》は、2019年に二条城で開催された「時を超える:美の基準」で展示されていた作品ですね。
5年ほど前に行きましたが、他の常設作品も本当に素晴らしいので、是非一度は行ってもらいたい美術館です。

他にも、弘前れんが倉庫美術館 では奈良美智《A to Z Memorial Dog》が展示や、青森県立美術館の奈良美智《あおもり犬》など、見所がたくさんありますので、コロナが落ち着いたら是非行ってみたいですね。

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