だいぶ前の話になってしまうのですが、今年はいくつかのメディアで紹介や出演をさせて頂きました。
今年の1月〜2月に開催したコレコレ展関連では、「毎日新聞」「朝日新聞」などの新聞でのインタビューや展示紹介ほか、「美術手帖」のオンライン記事でインタビュー記事を掲載して頂きました。
美術手帖のインタビューは、コロナ禍でリアルなインタビューが難しかったため、推薦コレクター3名と美術手帖の編集者、ギャラリースタッフでGoogle Meetを使用してオンラインで実施しました。
いつもインタビューする側で、かっちりとしたインタビューを受けるのは初めてでしたがとても楽しかったです。
ただ、もっとこういうことを話したらよかったなとか、違う表現で話したら良かったなとか、後から色々と思うところがありましたが、とても貴重な体験をすることができました。
何よりも、オンラインではありますが、いつも拝見している美術手帖の記事に自分が掲載されているのがとても嬉しかったです。
コレコレ展以外では、毎日放送の「NEWS ミント!」というテレビ番組の現代アート特集に出演させて頂きました。
どうしても投資的な視点での内容が多くなっていましたが、私のコメントとミヅマアートギャラリーの三潴さんのコメントでなんとか偏った内容にならずに済んだのかなと思っています。
放送された私の枠は、短い時間でしたが、実際のインタビューは30分ほど収録していました。どの部分が切り取られるのか収録の段階では分からず、お金的な部分ばかり取り上げられるのでは無いかと不安がありましたが、とてもうまくまとめてくださっていたので安心しました。
実は、アーカイブの映像ではカットされているのですが、実際の放送では映像の後にスタジオのアナウンサーとコメンテーターが以下のことを話してくださっています。
(コメンテーター)
ある程度、自分の目を肥やしておかないと、あとで痛い目にあうと思います。こういうバブル的なものがあるからアートの価値が上がるのは素晴らしいこと。その時にちゃんと目を養っておくような教育をしておくってことで全体のレベルが上がるんじゃ無いでしょうか?(アナウンサー)
放送より引用
「好き」だから買うっていうことが最初にないと、お金になるから買うっていうように思うと、多くの場合は三潴さんが言うように転けちゃうんじゃないかと思いますね。
アートに関してそれほど詳しくないであろうお二人の意見ですが、非常に重要なことを言ってくださっていますよね。
正直、私自身はコレクターの最初の入り口がお金目的であってもいいと思っています。
ただ、買った作品は一度だけでも、短期間でもいいから自宅に飾って欲しいですね。アートは力があるものですから、飾ることでその作品やアートの魅力に気づいてもらえるのではないかと思っています。
例え、投機目的でコレクションされた方であっても、減るもんじゃありませんから、一度は壁にかけて眺めてみてください。
きっとアートの面白さに気づいて、ハマるはずです。(ハマりすぎると飾る壁がなくなる問題が出てきてしまいますが…笑)
こういうブームを契機に、アートを好きな人が増えてくれるといいなと思っています。
これからも様々な方に、アートの楽しさを発信できるように、いくつかのプロジェクトを進行中ですので、楽しみにして頂ければと思っております。
そういえば、コレコレ展の関西版も次回のメンバーが決まりました。まだまだ先にはなりそうですが、こちらも楽しみにしておいてください。
コロナで大変な時期ですが、この状況が一日でも早く終息へ向かうように頑張っていきましょう。