Art Can Save Us
アートコレクターの寺井絢子さんとウルフ亜美さんが立ち上げられたプロジェクト「Art Can Save Us」について紹介いたします。
アートの力で、新型コロナウイルスと戦いそして私たちの日常生活を支えて下さる方々の力になりたい。
日本国内にとどまらず世界で活躍するアーティストにご賛同いただき、
「Art Can Save Us」というチャリティ企画を発足しました。ご賛同頂いたアーティストの作品を、サイン入り高品質ジクレープリントを限定販売することで寄附金を募り、
収益全額を国立国際医療センターへ寄附させて頂きます。日本の、そして世界の新型コロナウイルス感染症が早く終息することを願っております。
Art Can Save Us 公式HPより引用
https://artcansaveus.stores.jp
総勢17名の作家が参加するプロジェクトで以下の作家が参加しています。
- 淺井 裕介
- 大坂 秩加
- 小田 駿一
- 工藤 麻紀子
- 熊野 海
- 小林 エリカ
- 坂本 和也
- 曽谷 朝絵
- 高岡 周策
- 中園 孔二
- 長井 朋子
- HAL KUZUYA
- 花井 祐介
- 平子 雄一
- M!DOR!
- モート・シナベル・アオキ
- 森 洋史
- LY
開催前にBur@rtさんが「Art Can Save Us」について記事を書かれておられます。各作家の情報やコメントがまとめられていますので是非!
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私のサイトでは、開始後の状況についてレビューしていきたいと思います。
各作家エディション25で15,000円という安すぎる価格設定と、収益は国立国際医療研究センターに寄附されることもあり、非常に注目を浴びており、一瞬で売り切れた作品もありました。
私もPCとスマホ2段構えで何とか欲しい作家の作品を購入することが出来ました。(かなりドキドキしました、焦りすぎて個人情報の名前入力をローマ字でしてしまった上に、一文字間違えるという失態を犯しました…笑)
かなり売り切れてしまっていますが、現在購入できる作品にも素晴らしい作品が多数ありますので紹介していきたいと思います。
大坂 秩加 Chika Osaka
「その愛は必ず自分に戻ってくる」
「シェル美術賞展2010 島敦彦審査員賞」や「VOCA展2014 佳作賞」を受賞されたこともある作家さんです。
原画は80×150cmのかなり大きな絵で、非常に細かく描き込まれた作品です。2013年の作品ですが、作品タイトルが現在厳しい環境で闘ってくれている医療従事者に向けてのメッセージのようにも感じます。
M!DOR! midori
no title
official 髭男dismジャケット、Perfume カレンダー、GLAYツアーパンフレットや、VOGUE JAPAN、装苑、GINZA、PEACH JOHNなどの雑誌誌面など、様々な領域で活躍されているコラージュアーティストさんです。
この作品は、星空の様な背景に、傘と女性像と教会がコラージュされていますね、看護師さんとかをイメージされているんですかね?いい作品です。
小田駿一 Shunichi Oda
人物を中心に、雑誌・広告と幅広く撮影されている写真家さんです。
この写真は有楽町の夜景がモチーフになっているようです。「光のゆりかご」という表現をされていて素敵です。とてもクールな中に優しさを感じる作品です。
熊野 海 Umi Kumano
A Room with Two Sofas
「岡本太郎現代芸術賞展」や 「VOCA展」に入選されている作家さんです。
この作品はとてもいいですね。私は他の作品を買ってしまい余裕が無いので買えませんが、正直欲しいです。この作品の独特な雰囲気はとても惹かれるものがあります。これから注目していきたいアーティストさんです。
小林 エリカ Erika Kobayashi
作家でありアーティストである小林エリカさん。
この作品は、自身の著書『マダム・キュリーと朝食を』の表紙絵に使われている作品です。小林さん独特の女性の表情は、何かこちらに語りかけてくるような印象を受けます。
坂本 和也 Kazuya Sakamoto
Your Song
2016年11月1日号の「BRUTUS 現代アートと暮らしたい!」の今なら買える!24組みの有望作家カタログで宮津大輔さんの推薦で紹介されていた作家さんです。
水草などのモチーフの作品が代表作で、このプリント作品も坂本さんらしい緑のが複雑に絡み合い、非常に力強さを感じる作品です。
HAL KUZUYA
growth
瑛太、川口春奈、綾野剛、千葉雄大など様々な芸能人のポートレイトの分野で活躍されている写真家です。
この作品はガラスケースに納められた植物がモチーフのポートレイト写真です。ガラスケースという小さな世界でも力強く生き、光を求めている姿が、外出自粛で身動きが取れない私たち人間に重なって見えてきます。
即完売した作品はセカンダリーで人気のある作家だったり知名度の高い作家さんが多いですが、まだ買うことができる作家さんも、非常に作品として優れているモチーフのものばかりです。
初めてアートを買う方にもお勧めです。
皆様、是非!