【調べてみた】美術館のコレクションを調べてみた<新潟市美術館>
美術館のコレクションしている現代アートコレクションを調べてみるこの企画、前回の和歌山県立近代美術館に続いて、今回は新潟市美術館について調べてみます。
新潟市美術館は1985年に開館した新潟市中央区にある美術館で、前川國男建築です。
では、コレクションを見ていきましょう。
草間彌生
美術館の収蔵作品は合計79作品作品がコレクションされています。
版画作品が多く、ユニークは4作品です
<立体作品(2作品)>
・1982年制作の「自己消滅」
・1992年制作の「流星」
<平面作品(2作品)>
・1952年制作の34.5×25.0cmサイズの「線香花火」
・1975年制作の54.4×39.1cm「秋に横たわる私」
以上は収蔵作品ですが、寄託作品リストで、1985年制作の194.0×130.0のペインティング作品「レッド・ドッツ」が12作品も記載されています。
全く同名・同サイズの作品なので見間違いかなと思いましたが、確かに12作品記載されています。これ、結構凄いですよね…
篠原有司男
1986年制作の191.0×242.0のペインティング作品「日本橋」がコレクションされています。篠原さんの作品でこのサイズ、迫力凄そうですね。
畠山直哉
1994年の写真作品「LIME WORKS:LW-41408」がコレクションされています。1997年に木村伊兵衛写真賞を受賞した写真集の作品ですね。マスターピースですね。
森村泰昌
1989年制作の180.0×234.0の大型作品「像(9つの顔)」がコレクションされています。
李禹煥
1980年制作の218.5×291.0cmの大型作品「点より」がコレクションされています。
「点より」のシリーズは色々な美術館にコレクションされていますが、この作品は群を抜いて大きいですね。
コレクションの傾向を見ていると、近代のジャンルのコレクションが充実している印象です。紹介したように現代アートも数は少ないですが、いい作品がコレクションされていますので一度行ってみたいですね。
新潟は大地の芸術祭関連で現代アートもたくさん見れますので、皆様もぜひ。