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【アート情報】六根由里香 個展 「造園 zouen」

六根由里香 個展 「造園 zouen」

六根由里香さんの個展が大阪で開催されているので紹介させていただきます。
六根さんは2021年に京都精華大学を卒業し、「Kyoto Art for Tomorrow 2021 京都府新鋭選抜展」や「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」に選ばれるなど、様々な作家や美術関係者から評価されている作家です。版画を用いた独特の作風が面白く、どう発展していくのか非常に楽しみにしている作家です。
今回は大阪の池田市にある、ギャラリー兼ショップの「GULIGULI」で個展を開催されています。開催中の個展画像を作家さんより頂きましたので以下に掲載いたします。

六根由里香
1995年 大阪府生まれ。
2021年 京都精華大学大学院 芸術研究科 博士前期課程  版画領域 修了。
日常風景に潜む、一言では言い表せないモノの形や質感を再構築した作品や、
版画技法において欠かせない「なぞる行為」を用いて情報の複製と欠落に着目した作品を制作している。https://www.instagram.com/rokkon_6
<展覧会>
2020年
「此処がユートピア」POL(大阪)
2021年
「Kyoto Art for Tomorrow 2021 京都府新鋭選抜展」京都文化博物館(京都)
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」京都文化博物館別館・京都新聞ビル地下1階(京都)
「眼閃、もしくはその因子」Basemennt Tokyo(東京)
「ANTEROOM Transmission vo.1  ー変容する社会の肖像ー」ホテルアンテルーム 京都|GALLERY 9.5(京都)
<提供>
2020年  パオロ・ダンジェロ(著)鯖江秀樹(訳)水声社『風景の哲学 芸術・環境・共同体』表紙作品

 


ビルに引っ付く、白い布で包まれた8つの「?」、
おまんじゅうの様なおばあちゃんの背中。
500円シールが貼られたヘルメット…
日常風景には、一言では言い切れないオブジェクトが大量に潜んでいる。
なぞる行為や描き方に集中して、(モノの)意味を脳内で消していく。
解像度を上げて、見えた部分を引っ張り出し誇張する。
それが何だったのかを検証するように描いていく。認識のズレを可視化する。


GULIGULI gallery.
大阪府池田市鉢塚 2-10-11
tel/072-734-7603   mail/info@guliguli.jp
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