美術館のコレクションを調べてみた<兵庫県立美術館編>
今回は兵庫県立美術館のコレクション作品を調べていきたいと思います。
草間彌生
- 南瓜
- 蝶
- ぶどう
- Infinity Nets 1963
- 帽子
- 帽子
- Infinity Nets 1958
- かぼちゃの神様
8作品全てシルクスクリーン作品ですが、「かぼちゃの神様」は、阪神・淡路大震災復興支援全国ポスターの原画作品のようですね。寄贈作品とのことです。
奈良美智
- 無題
兵庫県立美術館に奈良さんの作品があるとは知りませんでした。1995年のドローイング作品のようです。サイズは35.2×24.6cmと小さめですが観てみたいですね。
李禹煥
- Correspondance
- 関係項
素晴らしい作品が2点コレクションされています。関係項は山村コレクションです。Correspondanceは、阪神・淡路大震災復興支援全国ポスター原画作品です。
横尾忠則
なんと402作品もコレクションされています!作品リスト
兵庫県の西脇出身なのでコレクションに非常に力を入れていますね。企画展もよく開催されていますし、すぐ近くに横尾忠則現代美術館があるので、横尾忠則ファンは併せていくことをお勧めします。
森山大道
- 犬「狩人」
エディション作品でもよく目にする作品です。知りませんでしたが、この作品も阪神・淡路大震災復興支援全国ポスターの原画作品なんですね。森山大道をコレクションしている公立の美術館って少ないですね。もっと日本の公立美術館がコレクションして行って欲しいなと思いますね。
藤本由紀夫
- MUSIC DUST BOX-1
- EARS WITH CHAIR(HPMA)
- だぶらかし G
EARS WITH CHAIR(HPMA)は、椅子に座ってパイプを耳に当てる作品のようですね。だぶらかしGは、森村泰昌さんとのコラボ作品という非常に貴重な作品です。
個人的な話ですが、藤本さんの作品はいつか小作品でもいいのでコレクションしたいなと、夢見ております…(予算が…笑)
森村泰昌
80作品もコレクションされています。作品リスト
「なにものかへのレクイエム」「セルフポートレイト」「だぶらかし」シリーズなど代表的な作品が多数コレクションされています。所蔵作品だけでも非常に豪華な作品集が作れそうですね。
白髪一雄
なんと41作品もコレクションされています。作品リスト
世界最高の白髪一雄コレクションではないかと思います。1メートルや2メートルを超える大作が非常に多く、どれもマスターピースと言える傑作ばかりです。個人的には「東方浄瑠璃世界」と「天究星没遮攔」が観てみたいですね。いやー凄い。
吉原治良
18作品がコレクションされています。作品リスト
白髪さんの数を考えるともう少し多いかと思っていました。
代表シリーズである円の作品も多数コレクションされており、「大阪朝日会館どん帳のための原画」などマニアックな作品もコレクションされています。
田中敦子
22作品がコレクションされています。作品リスト
作品リストでは殆ど作品画像がないのが残念ですが、公開されている作品「Work」は、とてもいい作品ですね。しかし山村コレクションは本当にすごい。
以上、兵庫県立美術館のコレクション作品でした。
兵庫県ということもあり、兵庫県芦屋市で結成された具体美術協会の作家や、兵庫県西脇市出身である横尾忠則のコレクションがとても充実していましたね。
安藤忠雄の設計であり、建築物としても非常に見応えのある美術館です。神戸エリアに来られた際は、横尾忠則現代美術館と併せて行かれてみてはいかがでしょうか。