今回は、アートコレクターの奈良大和さんが、始められたクラウドファンディング「Kyoto Art Guild」について紹介いたします。
このクラウドファンディングは、京都で活動する若手現代アーティストの工房を訪問し、アーティストと交流しながら、作品の制作プロセスや作品にこめられた想いなどに触れることで、より作品の魅力を知ることができる体験ツアーです。
京都には5つの美術大学が存在し、近年は若手注目アーティストを輩出していることから、コレクターからも非常に注目されているエリアです。
京都には共同アトリエも沢山存在しており、私もいくつか訪問したことがありますが、制作の裏側を見ることができたり、トキワ荘的な雰囲気でアーティストそれぞれが切磋琢磨している様子が垣間見れたりと、普段は知ることも見ることもできない世界がそこに広がっており、とても刺激をもらえる場所でした。
今回のプロジェクトでは「shu」と「スタジオハイデンバン」という京都を代表する共同アトリエを訪問できるようですが、どちらも非常に注目されているアーティストがたくさん所属されていますね。
クラウドファンディングのリターンとしては、目的であるアトリエ訪問ツアーの参加権や、アーティストの作品などが用意されています。多数のリターンが売り切れていますが、まだまだいいリターンが残っていますよ。
皆様、是非ツアーに参加してみてください。
クラウドファンディングのサイトはこちら
プロジェクト概要
このプロジェクトは、京都で活動する若手現代アーティストの魅力を、日本だけでなく世界のアートファンへ届けたい。
そして京都を、現代アーティストが集まり、活躍していける街にしていきたいという想いから立ち上げたものです。
今後、京都を国内外の現代アーティストから、制作・発表・販売の拠点として人気を集め、現代アートを楽しめる観光地としての魅力ある場所にしていくことに貢献できる活動をしていきたいと考えています。
Japan tomorrow 公式HPより引用
プロジェクトの目的
京都ゆかりの若手現代アーティストを応援するために、新しい現代アートの鑑賞&購入する体験プログラムを今回立ち上げます。
Japan Tomorrowを通じて、日本だけでなく世界の皆さんに知ってもらうことで、京都にゆかりのある若手現代アーティストの活動の支援につなげられないか?
そんな想いを形にする第1弾として、従来のアートフェアやギャラリーでの展示とは別に、京都を訪れる観光客と作品との新しい接点をつくり出すことを目指します。
具体的には、旅する中で現代アーティストのアトリエスタジオを訪ね、直接交流することで作品の魅力を発見&購入していくという新しい魅力ある体験ツアーを開催します。
将来的には、観光客の方が泊まるゲストハウスやホテルにも、京都ゆかりの現代アート作品を展示していくことで、京都での宿泊体験自体の価値向上にもつながっていくといいと思っています。
今回第1弾として京都のアトリエスタジオとして、「スタジオハイデンバン」と「shu」が参画します。
是非、本プロジェクトへの参加を通して、今後の活躍が期待されている若手のホープたちの活動への支援をお願いします。