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【アート情報】赤羽史亮個展「Against gravity」

東京の墨田区にある「Token Art Center」で赤羽史亮さんの個展が開催されます。

赤羽史亮さんは1984年長野県に生まれ。2008年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後、2007年の「トーキョーワンダーシード」入賞や「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020」に加藤泉推薦で選ばれるなど様々なグループ展に出展している注目の作家です。

不思議なモチーフと色合いが独特の作風で、以前から観てみたいなと思っていた作家さんです。

 

<展覧会キャプション>

赤羽は、大学在学中からこれまで一貫して油絵を制作してきました。初期作品では絵具を過剰に使い、植物や菌類などが変形した漫画のようなキャラクターを中心に据えた内的な物語を描いていました。しかしその後は、独自の方法を模索する過程で、絵具の扱いや筆触を様々に試し、モチーフも少しずつ変化させています。常にそれらを変化させながらも赤羽作品に通底するのは、絵具とモチーフはどちらが優位ということはなく、等価に存在
しており、それぞれの共鳴こそ重要であるということです。

本展タイトルは「Against gravity」。赤羽は、抗い難い社会的抑圧や暴力、人生の不条理などを「重力」と呼びます。我々はこの様々な重力をいかに覆すことができるのか。それはペインティングでこそ可能であると赤羽は考えます。
ネット通販や動画配信サービスによる触覚や味覚の平均化、遺伝子組み換え作物の無意識裡の摂取、思考停止へと誘うソーシャルメディアなど、作家の生きる現実に対する肌感覚の違和感が本展制作の起点となっています。これら「現実のイメージ」、あるいはそれに囲まれた「人間のイメージ」はどのように表現できるのか。ストレートにあるいは独自のユーモアを交えながら、まだ見ぬ新たな表象をキャンバス上に定着させようと試みています。
「どうしても目を奪われてしまう」が「わからない」という二つの極の引っ張り合いがペインティングのパワーであり、それが自身の目指すペインティングであると言う赤羽。絵を描くことは赤羽にとって、現実のわからなさに絶えず向き合い続けるということなのかもしれません。

本展のために制作された20を越える新作は、これまでの赤羽の作風とは大きく異なる、
新たな展開を感じさせるものとなっています。自らの絵画を泥臭く探求し続ける赤羽史亮の1年ぶりの新作個展、ぜひご高覧ください。

 

独特の世界観を皆様も体験してみてはいかがでしょうか。

<会期>

2020年9月19日(土)〜 10月11日(日)※土日祝のみ

2020年9月19・20・21・22・26・27日、10月3・4・10・11日

※完全予約制
※本展覧会は、新型コロナ感染拡大防止のため、完全予約制での開催といたします。
ご来場の際には、事前にHPに記載した予約フォームより日付、時間帯をご予約ください。

<開廊時間>

12:00〜19:00

http://token-artcenter.com/current.html


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