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【アート情報】ワタリウム美術館のクラウドファンディングについて

ご存知の方も多いかと思いますが、東京の外苑前というエリアにあるワタリウム美術館がクラウドファンディングを実施されています。

https://camp-fire.jp/projects/view/319761

 

▼新型コロナウイルスの影響と美術館

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年3月より来館者数は例年の半分以下に減少。小規模なワタリウム美術館は東京都の休業要請対象には入りませんでした。予約制という形で開館を続けましたが、実際は開館休業状態で、週末は閉館しました。開催予定だったイベントは延期(のちに中止)となりました。

対面しない新しいタイプのワークショップの開催やZINE(アーティストブック)の発売など、8月まで開催した展覧会ではアーティスト青木陵子+伊藤存が工夫をこらしてくれました。またオンラインで過去のイベントの映像を配信する「映像アーカイブ」をスタートするなど、なんとか運営を続けてきました。

しかし、再び東京都の感染者数は増加し、収束の道は見えず、状況は長期化しています。

日本の美術館の多くが国や自治体からの公費により運営されている一方、ワタリウム美術館はノー・スポンサーの個人経営のためチケット収入が主な財源であり、来館者数の減少は、美術館の今後を左右する危機的な状況を招いています。

展覧会をつくるには、国内外からのアーティストの招致・滞在費、作品輸送費などに膨大な費用がかかります。展覧会の設営では、美術館スタッフの人件費、また維持費にも多くの費用が必要なのです。

https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用

皆様からいたいただく支援の使い道

新型コロナ感染拡大はワタリウム美術館の大幅な収益悪化につながり、今後の持続運営が難しい事態を引き起こしています。
皆様のご支援は美術館の運営に本当に必要な下記の運営経費として活用させていただきます。

1)今後の展覧会「生きている東京展」(2020/9/5-2021/1/30)「水の波紋2021展」(2021/2/6-5/31)の制作費(作品輸送費、展示作業日、印刷物作成費、作品保険料など)
2)美術館の運営費(受付人件費、会場運営人件費、光熱水費、通信費など)
3)ワタリウム映像アーカイブのための映像デジタル化・編集費・配信費用。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

第1弾リターンが非常に好評で、4時間で目標額に到達したようです。

コレクターとしても非常に魅力的なリターンでしたが、先週土曜日に第2弾のリターンが追加されました。

いつくかOUT OF STOCKになっていますが、現在残っているリターンについていくつか紹介します。

 

アレン・ギンズバーグのエッチング作品①

アレン・ギンズバーグ「作業中のオイディプス」
1987年、エッチング
480 x 648mm
アーティスト直筆のサインと番号付き(ギンズバーグの日記のページより)

アレン・ギンズバーグ(1926-1997年)アメリカの詩人。詩集『吠える』(1956)で知られる「ビート」を代表する文学者。詩作、執筆の他にも写真作品やドローイングなどを手掛け、その作品は現在にいたるまで数多くのアーティスト、作家に影響を与え続けている。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

アレン・ギンズバーグのエッチング作品②

アレン・ギンズバーグ「絵の計画、多次元について」
1987年、エッチング,480x648mm
アーティスト直筆のサインと番号付き(ギンズバーグのにっきのページより)

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

建築家マリオ・ボッタのリトグラフ作品

マリオ・ボッタ「ワタリウム美術館のためのスタディ-2」
1990年、リトグラフ
601 x 705 mm
アーティスト直筆のサインと番号入り

マリオ・ボッタ (1943-) 建築家。イタリアのミラノとヴェネチアで建築を学び、近代建築の巨匠であるル・コルビュジエとルイス・カーンの助手も務めた。シンプルな幾何学をモチーフにしたデザインと、素材の重量感と質感を強調した彫刻作品的な建築を得意とする。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

ジョン・ケージのエッチング作品

「神宮前3-7-6」 
1986年、エッチング、エディション40 
642 x 468mm 
アーティスト直筆のサインと番号入り、フレームなし 

1986年、ワタリウム美術館のある神宮前3-7-6の地で、来日したジョン・ケージが詩の朗読を行った。この版画はそのときに制作されたもの。 

ジョン・ケージ (1912-1992) アメリカの作曲家、詩人、思想家。前衛芸術全体に影響を与え、代表作「4分33 秒」(1952) は4分33 秒の間一音も発しない「演奏されない音楽」として有名。 

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

ナムジュン・パイクのビデオカード作品

ナムジュン・パイク「ビデオカード、マース・バイ・マース・バイ・パイク」
1981年、52枚のシルクスクリーン(裏面はトランプ)
マルチプル・エディション、限定290部
カードサイズ 85 x 58 mm、箱サイズ 187 x 220 x 32 mm
マース・カニングハムとナムジュン・パイクのサインと番号入り

ビデオアートの父と呼ばれたナムジュン・パイクはその活動の初期からトランプやタロットといったカードの裏に映像を貼り付け、ランダムに繋いだり、数字と映像の時間を組み合わせて作品を作っている。本作では同名のビデオ作品をトランプの裏面に刷っています。80年代、ニューヨークを中心に世界で活躍した現代ダンサー、マース・カニングハムの画像を様々に編集したものや、水槽の金魚を通して映像を見る作品「TVフィッシュ」の画像などを交えた色彩的にも美しい作品です。

ナムジュン・パイク(1932-2006、韓国/アメリカ) アーティスト。日本で美学を、ドイツで音楽を学んだ後、61年にはフルクサスの活動に加わる。64年よりニューヨークに移り、ヴィデオ映像や電子音楽を用いたメディア・アートを創造。その作品にはテクノロジーと東洋の思想の融合が見られる。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

ナムジュン・パイクのビデオカード作品

ナムジュン・パイク「ビデオカード、ボイスとパイクによるジョージ・マチューナス追悼ピアノデュエット」
1981年、52枚のシルクスクリーン(裏面がトランプ)、
マルチプル・エディション、限定290部
カードサイズ 89 x 58 mm、箱サイズ 187 x 220 x 32 mm
ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのサインと番号入り

ビデオアートの父と呼ばれたナムジュン・パイクはその活動の初期からトランプやタロットといったカードの裏に映像を貼り付け、ランダムに繋いだり、数字と映像の時間を組み合わせて作品を作っている。この作品では、パイクとボイスが行ったピアノデュエットの映像がトランプの裏面にシルクスクリーンで刷られている。所蔵者は順番を自分で決めて楽しむことができる。

ナムジュン・パイク(1932-2006、韓国/アメリカ) アーティスト。日本で美学を、ドイツで音楽を学んだ後、61年にはフルクサスの活動に加わる。64年よりニューヨークに移り、ヴィデオ映像や電子音楽を用いたメディア・アートを創造。その作品にはテクノロジーと東洋の思想の融合が見られる。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用
 

ヨーゼフ・ボイスのシルクスクリーン作品

ヨーゼフ・ボイス「Continuity (持続性)」
1978-1984年、鉄板にエッチング
640 x 321 mm
マルチプル・エディション、限定40部
アーティスト直筆のサインと番号入り
ドキュメント映像DVDと写真付き、桐箱入り(200万円相当)

1984年に来日したヨーゼフ・ボイスが描いた黒板ドローイングをもとに、鉄板を腐食させて溝をつくり、白インクを流して制作したエッチングマルチプル。原案は、1978年フルクサスの創始者ジョージ・マチューナスの追悼ピアノデュエットで描いた「コンクリート・スコア」(楽譜)の再制作。ボイスが広がるエネルギーの持続性と創造の拡大について表した貴重な作品です。桐箱が直接額の様に展示できる構造。DVDにはボイスがオリジナルの黒板を描いている様子とボイスがパイクに「7つの概念全部で一つの単位:音楽と反音楽の未来に」ドイツ語で説明し、パイクが日本語に解説してくれている。

ヨーゼフ・ボイス (1921-1986) ドイツのアーティスト。初期のフルクサスに参加し、数々のパフォーマンスで注目された後、彫刻や芸術の概念を「教育」や「社会変革」にまで拡張した「社会彫刻」という概念にたどり着き、社会と芸術の正常な関係構築を目指した政治的活動に取り組んだ。「緑の党」の創設者の一人。

CAMP FIRE https://camp-fire.jp/projects/view/319761?list=search_result_projects_popular より引用

ナムジュン・パイクのビデオカード作品はレアですし、ヨーゼフ・ボイスのエッチング作品は中々な寄付価格ですが、十分価値ある作品ですね。ナムジュン・パイクも絡んでいるところがいいですね。

 

かなりマニアックで玄人向けの作品リターンが多いですが、通常手に入れられない作品ばかりです。

美術館を支援できるこの企画、参加してみてはいかがでしょうか?

 

<有料>DIEGO,名もなき実晶のオンライン販売情報+松山智一の版画追加情報

DIEGO名もなき実晶 の作品が以下のサイトでオンラインで販売されています。


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