【アート情報】橘川裕輔 個展「Visible」
medel gallery shuで開催されている、橘川裕輔さんの個展について紹介します。
橘川裕輔さんは、昨年開催された「買える!アートコレクター展Collectors’ Collective vol.1」にも選ばれ、名前をご存知の方も多いかと思います。
夜景を中心に、暗闇に輝くネオンや灯などを描くペインターです。
リアリティのある夜景画のイメージでしたが、ミニ四駆や女性などがモチーフになっていたり、夜景と人や、夜景とゲームなど、全く異なるモチーフを掛け合わせるなど、表現の柔軟性が格段にレベルアップしているように感じます。
展示数もかなり多そうです。
私個人的には「Neon Girl」が面白いなと感じました。
シリーズとしてみてみたいですね。
これからもどんな進化をしていくのかとても楽しみな作家ですね。
皆様、是非!
橘川裕輔|Yusuke Kitsukawa
Visible
2020年8月14日(金)~8月22日(土)
11時~19時(最終日は17時)
展示ステイトメント
夜にしか見えない世界。
時に現実を色濃く、時に日常を置き去りにした躍動感を写し出す。
キャンバスから放たれる、筆使いや、想いの痕跡は、日常の本質を浮き彫りにし、今を生きる人々の心に投影される光となる。
本展の「Visible」では、見落としがちな現実の再発見をテーマに、大人気シリーズの「To The Brightside」の新作や、本展初公開の「BUG」シリーズなど、新旧30作を展示する。
ギャラリーより提供
アーティストステイトメント
「夜」というフィルターを通して見える世界を描いている。
そこは、「見えるもの」と「見えないもの」を棲み分ける空間。
強調される現実味と想像の余地が調和された、現代を生きる我々の心にある原風景の1つ。
そんな世界の、偶発的、持続的な事象の断片を切り取り、自らの手で再構築しながら描き、日常と、日常に隣接した異空間との接点を創造している。
ギャラリーより提供
プロフィール
画家
1988年 神奈川県生まれ
2012年 日本大学芸術学部 美術学科 卒業
主な展示歴
2012 東京五美術大学連合卒業、修了制作展(東京/国立新美術館)
2013 U35・500人アーティスト小作品販売EXHIBITION(横浜/赤レンガ)
2015 Yusuke Kitsukawa 展 (東京/ギャラリー銀座フォレスト)
2016 MOVE展inBerlin (ベルリン/KUNSTGALLERY PRINZ)
2017 IndependentTokyo (東京/ヒューリックホール)
2018 Yusuke Kitsukawa 展 (盛岡/PARCOTOWN)
2019 SICF20(青山/スパイラルホール)
橘川裕輔 個展(名古屋/AGA-T本店)
買える!アートコレクター展Collectors’ Collective vol.1
(東京/MEDEL GALLERY SHU)
受賞歴・メディア歴
2012 日本大学芸術学部 学部長賞
2017 IndependentTokyo 審査員特別賞
2019 『ブレイク前夜』(BSフジ)出演